マリリズム日記 by 武田マリ

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zoom RSS ダンサーのケガについて哲学する

<<   作成日時 : 2009/05/13 19:37   >>

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先日、ラジオに「アスレチックトレーナー」の人が出てて、日本のスポーツ界がいかに「遅れて」いるかということを語っていました。
ケガの選手に対するケアと復帰までのガイド役であるアスレチックトレーナーは、海外では学生のチームにもついているとのこと。
これだけ世界で「成績」を収めている日本のスポーツ界が遅れているというのなら、ダンスにおいては遅れてるどころの話ではないのだけど、ましてやアフリカンダンス界までくると、もうケアどころの話じゃないです。

そんなわけでダンサーのケガについて、常々考えさせられております。

以前、ブログにも書きましたが、私は去年の10月、本番の前日にケガをしました。これは本当に「不覚にも」って感じでしたが、ケガに至るまでの体の状態をを思うと、そうなっても仕方がないくらいアンバランスだったことは自覚していたので、今振り返ると、起こるべくして起きたアクシデントということになります。

その頃は、自分でも身体の調整をしたかったのだけど、なかなか思うようにいかず、さらに、ちょうどパフォーマンスがいくつか重なっていたのだけど、「パフォーマンス」というものに対して、いろいろと考えさせられたり悩んだりもしていたので、身体に立ち返る余裕がなかったのです。まあ、結果的にケガによって、しっかり身体と向き合うことにもなり、またいろんな人からいろんなアドバイスをもらい、これまた有意義な体験になったのだけど。

いきなりですが、踊っていてケガをしたらどうしますか?

基本中の基本として、まず、とりあえずは整形外科に行ってみる。と、誰もが思うでしょう。私も必ず勧めます。ところが、ではどこの整形外科に行ったらいいのか?となるとこれが問題・・・というか、最初の難関。
私は以前にもトラブルが起きた時に、「いい整形外科医を探すのだ!」と思い立ち3件くらい行ってみたのですが、なかなか納得のいく医者に出会えませんでした。で、今回も最初に行った病院は最悪で、きちんとした処置もなく、リハビリ室に回されて理学療法士の言われるままにトレーニングしたら病院に行く前より痛みが出て腫れました。
その後、知り合いのダンサーに教えてもらった病院に行き、こちらは非常によく、医者の説明も処置も明確な上、回されたリハビリ室の理学療法士も非常にレベルが高く、納得の行く応対をしてもらえました。病院によってこんなにも運命が変わるのか〜と、痛感した体験でした。

さて、さらに問題は続きます。

そんないい病院に出会え、何度か理学療法士さんにお世話になった私でしたが、次に思ったことは「すごくいいアドバイスはもらえるが、このままでは踊る身体に戻るためのトレーニングが足りない」ということでした。

自分もこんな仕事をしていますので、理学療法士さんが言ってくれる私の身体のクセ、弱点は非常に納得がいくのですが、病院の限られた時間でのリハビリレベルでは踊るところに戻れない。
さて、どうしたものか・・・と思っていた時に、ダンスクラスに来てくれてた人から、彼女自身のケガの克服に役立ったトレーニング方法を教えてもらい、それ以来、私もお世話になりつつ今に至っています。

私が納得できた整形外科を教えてくれた、知り合いのダンサーも過去にケガをしています。彼女は海外の舞踊団にも籍をおいているので、情報の幅も広く、私も彼女からは貴重な話をいろいろと聞かせてもらいました。そんな彼女が舞踊団のディレクターにもらったアドバイスが、
「いいトレーナーと、いいセラピストを探しなさい」
ということだったそうです。

今回、それは本当に痛感しつつ、今も試行錯誤しつつ、これはダンサーという守られていない肉体労働者に限らず、本当はすべての人に必要なことなのでは・・・とか思ったりもしています。

さて、GWの集中クラスの最後に今年はミニライブをやりました。
今回は、私も精霊ダンスで参加しました。
精霊さんは「身体のみの表現」になるので、身体が使えないと厳しいダンスなのです。
昨年の身体の状態だったらまず、踊れなかったでしょうね。一時はもう、精霊はできないのでは・・・と落ち込んだりもしていたくらいだったので。
そんなわけで、まさに、ケガの功名って感じですね。まだまだ試行錯誤は続いていますが。

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