震災以降、読書量が増えました。 PCに向かう時間も増えました。 そして私の脳のメモリはかなりいっぱいいっぱいになってきたみたいで、最近、言葉が出てこなくなったような気がします。いや、これは単なる老化か? それはそれとして。 以前、ブログにも書いた田中優さんの、最近やっと出た本『地宝論 地球を救う地域の知恵』はやっぱり素晴らしい本です。実はこの本、圧力がかかって一旦お蔵入りになっていたそうで、でも、別の出版社から出版されたようです。物事の裏側を知ることは、単に勉強になるだけでなく、自分の生きる姿勢を見直すきっかけになります。おすすめです。 さらに、こちらは福島県出身のジャイロのクライアントさんから教えていただいた本。 福島県飯舘村、といえば、今、放射能汚染で大変な思いを強いられている村です。もともとこの村は周辺の町村がどんどん合併していく中で、自分たちの村の良さを見直し「自主自立のむらづくり」を目指していたそうです。そんな村の様子を奇麗な写真を盛り込んで紹介している本。 で、震災前からこの本の準備は進んでいたそうですが、そんな時にあの震災。 中表紙に急遽 「ここには2011年3月11日午後2時46分以前の美しい飯舘村の姿があります」 と付け加えられての発行。 『までいの力』の「までい」とは「真手(まて)」という古語が語源で、左右揃った手、両手の意味。それが転じて、手間ひま惜しまず丁寧に心をこめて、つつましく、という意味で、現在では東北地方で使われいる方言だそうです。 美しい日本語です。 飯舘村の村長、菅野典雄さんは、今、放射能に立ち向かうといういまだかつてない苦しい戦いに、それでも前向きに「この村が放射能汚染から立ち直ったモデルになるように頑張る」と志をもって臨まれているそうです。 なお、この本の売り上げは飯舘村への義援金になるとのことです。 どちらの本もアマゾンで手に入ります。 気になった方はぜひチェックしてみてください。 |
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買い物に行った時、 |
くさなぎ 2011/06/07 13:15 |
☆くさなぎ〜 |
marilyn 2011/06/08 00:18 |
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