生まれて初めて花束をもらったのは、たぶんバレエの発表会だったか、文化祭の舞台だったか。 バラだったかカーネーションだったかも覚えてないけど、とにかく嬉しくて嬉しくて、毎日お水を替えては 「奇麗だねぇ〜」と話しかけていたら、びっくりするくらい長く枯れずにいてくれて、お花として楽しませてくれただけでなく、その舞台の感動をずっと味わわせてくれました。 今の仕事はダンスやジャイロの「インストラクター」ですが、これは「人と向き合う仕事」なのだと思っています。 つまり、単に「指導」するという一方通行の技術伝達者ではなく、向き合った方とのコミュニケーションありきなのだと思います。 で、昨日。 いつものように日比谷でジャイロキネシスのレッスンがありました。 そしていつものように、レッスン前のスタジオに入れるまでの待ち時間、いつもと同じように早めに来てくださっている方と雑談。 雑談・・・といっても、身体の意識の高い方との会話は勉強になることばかりで、ましてや自分より少し先輩の方たちが話してくださるお話は、本当に深い! さらに、その方が今感じていることや、身体について気になっていることを話していただけるのは、私にとってその日のレッスンのチェックポイントやアプローチを絞るヒントにも繋がります。 だいたい誰かの課題は他の人の課題にも繋がります。 なので、ここに意識を持っていけるように、とアドバイスをすることで、クラス全体の動きのレベルが一気に上がることは多いのです。 そんなわけで、昨日も話していただいたことをヒントにしつつ、動きのアドバイスをしてみたら見事にクラス全体の意識が変わり、動きが変わり・・・こういうことは本当に私にとって「花束」をいただいたような幸せな時間。 さらに、レッスンの後、ヒントをくださったご本人から直接メールをいただき、「レッスン前に話したことをすぐにレッスンに取り入れ、さりげなくヒントや答えを示していただき・・・いつもより伸び感が感じられ、身体が喜んでいます」と、これまた嬉しい「花束」。 いや〜、いい仕事させてもらってるな〜私、と、一人で小躍りしたくなる瞬間です。 そんな素敵な体験の花束はいつも心の中に枯れずにいてくれるので、また次回も気持ちを新たに頑張れるのです。 そうそう、そういう意味では、今ダンスクラスの前に時々やっているストレッチ&セルフケアクラスもかなり面白いことになっているのですが、この話はまたいずれ。 |
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