マリリズム日記 by 武田マリ

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zoom RSS 残らないものを残す

<<   作成日時 : 2011/02/23 18:41   >>

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先日、ある本を探しに入った本屋で、たまたま見つけた別の本をパラパラとめくっていたら、ちょっと面白そうだったので、購入し読んでいます。
少し前の本らしく、それが文庫化されたものだったのだけど、『自分の仕事をつくる』という本。

いろんな人の仕事哲学みたいなことを、実際に現場に訪ねていったりインタビューしたりしたのをまとめたって感じの本で、なんというか、NHKの番組『プロフェッショナル』の本版みたいな印象です。
書いている人はデザイン関係の方だそうで、登場するのもデザイン系の仕事人が多いのですが、いろんな人の「感性」はやっぱり面白いです。

この本を買って読もう、と思ったのは、たまたま開いたページに「身体はモノつくりの環境である」ということが書いてあって、モノづくりの基本ははやり”身体”というアンテナだと。
「たとえば、食べ物でも舌に旨いだけじゃなくて、次の日の自分の身体の状態がいいかどうか。それも食べ心地だと思うんです。」
とか。
なんか、感覚とか感性を大切に生きてる人にはやっぱり興味をひかれます。

そして、この本を読んでて、意外な言葉に出会いました。

デザイナー、ヨーガン・レール氏のことを書いたページで、ヨーガン・レール氏が、ある新聞のインタビューで語ってたという言葉。

「私のデザインから生み出されるモノの量を考えると、いつも複雑な気持ちに駆られる。美にかかわる職業の中でも羨ましく思うのは、ダンサーと俳優だ。彼らは人々の心に記憶として刻みつけられるもの以外、何一つ残さないから」

これはね〜、正直衝撃でした。
だって、私、今までダンスやってきて、「残らない」ということで他の残る芸術の何倍もしんどい、と思っていたから。
今でこそビデオなどで「残せる」という可能性もあるのだけど、もともと映像のためのものではない以上、「記録」にすぎないしね。
その残らないことを「羨ましい」という人がいたということにびっくり。
なんか、ライブとかはもちろんだけど、ほとんど「人数限定ライブ」に近い、毎回毎回のダンスクラスがものすごく愛おしくなってきました。


いろんな仕事人たちに興味のある方は、ぜひ本屋さんでチェックしてみてね。


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