マリリズム日記 by 武田マリ

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zoom RSS 「踊りなさい、自らを見失わないために」

<<   作成日時 : 2012/03/20 22:38   >>

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と、訳されていたこの言葉
- dance, dance, otherwise we are lost
2009年に亡くなったダンサー&振付家、ピナ・バウシュによるメッセージです。

昨日、ヴィム・ヴェンダース監督による映画『pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』を見てきました。

舞台芸術であるダンスを映像で見ることは個人的にあまり興味がなかったのだけど、この映画のことは、試写を見た業界の方が「すごくいい、絶対に見るべき」と言っていたのをたまたま聞いたので、かなり気になってて、そして見たら・・・本当にすごかったです。
まずね、これでもかこれでもかとしっかりダンスを見せてくれる。
そして、展開のテンポがいいのでしょうね、もう引き込まれまくり。
まばたきするのを忘れてたみたいで、途中でコンタクトレンズが取れそうになってしまったよ、やばいやばい。

ピナ・バウシュの舞台や作品はそんなによく知ってるわけではなかったし、どちらかというと私はドラマチックなダンス(演劇的要素が強かったり、感情的要素が強いダンス)はそんなに惹かれなかったので、「ハマる」ということもなく、追いかけてこなかったのだけど、逆に、今回この映画を見たことで、以前観た東京での公演を思い起こし、「ああ〜なるほど〜そういうことだったのか〜」みたいに感じたこともあったりして、今さらですがいろいろ発見もありました。

映画の中では、舞台での作品も収められているのだけど、屋外でのダンスもあり、いや、これも面白かったです。電車の中、街の中、山、庭園、どこ?みたいなところで踊るダンサーたち。こういうのも、もちろん、映像でのダンスとしてはいろいろ見たこともあるのだけど、「何でわざわざ?」というものが多い中、すんなり心地よく感じられたのはピナのスピリットを受け継いだダンサーたちが上手いのか?ヴェンダースが上手いのか?私のダンスに対する感覚が変わったのか???

映画を通して感じたことは、ピナ・バウシュは「踊る」ということは特殊なことではなく、「食事をする」「洗濯をする」みたいな日常生活で行うことと認識しているし、もっと多くの人に認識してほしいと思っていたんじゃないかな・・・だから人間にこだわり、感情を大切に見つめ、人間をとりまく環境(土とか水とか空気とか)とのつがなりを意識していたのではないかな・・・ということ。

あと、舞踊団のダンサーたちの年齢幅が広いのもすごいと思ったけど、さらに、ダンサーでない年配の人をも踊らせてしまったりしていて、振付師というより魔術師かい?って感じでした。
そして私がすごく惹かれたのは、そういうダンサーでない年配の人を踊らせても「動き」でなく「踊り」になっていること。
これはすごいことです。
でも、だから
- dance, dance, otherwise we are lost
という言葉を残したのでしょう。

映画の撮影の最中にピナが亡くなり、一度は断念されたというこの映画。完成させてくれて本当によかった。ヴェンダースに感謝。
まあ、そんなこんなでDVDが出たら絶対購入したいと思った映画でした。
気になる方はぜひ見てみてください。

http://pina.gaga.ne.jp/top.html



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